① 時間がとられる →「全員合意前提」のボトルネック
共有不動産は、売却・賃貸・解体など重要行為は原則“全員同意”。
調停でもこれがそのまま持ち込まれます。
- 1人でも反対 → 進まない
- 1人でも無視 → 手続き停滞
- 当事者が増える → 意見が指数関数的にバラバラ
結果
「決めるための場なのに、決まらない」状態が続く
② 精神的にやられる →「論点がズレる構造」
調停は法律論だけではなく、感情が持ち込まれる場です。
典型パターン:
- 「誰が親の面倒を見たか」
- 「昔の不満」
- 「あの時の一言」
本来の論点
- 不動産の分け方
実際の論点
- 人間関係の清算
つまり
“不動産問題”が“家族問題”にすり替わる
③ うらみが増す →「勝ち負け構造」
調停は中立ですが、当事者の心理はこうなります。
- 自分:正しい
- 相手:おかしい
さらに弁護士が入ると
- 主張が“強化”される
- 妥協しにくくなる
結果
「解決」ではなく「勝敗」に変わる
④ お金がかかる →「長期化×見えないコスト」
表面の費用だけではありません。
見えるコスト
- 弁護士費用
- 交通費
- 書類取得費
見えないコスト
- 固定資産税の継続負担
- 空き家の劣化(価値下落)
- 売却タイミングの逸失(市況悪化)
特に危険 “払っている人だけが損を積み上げる構造”
⑤ 終わりが見えない →「調停→訴訟→競売ルート」
調停は「話し合い」なので、
- 合意できない → 不成立
その後は
- 共有物分割訴訟
- 判決
- 強制競売(最悪)
問題点
- 期間:数年単位
- 価格:市場より安くなる可能性大
つまり
「時間もお金も失って、最後は安く売る」
■ まとめ
調停がつらい理由はこれです
「共有」という構造が
“合意できないと何も動かない仕組み”だから
■ 結論
「共有にした時点で、“出口なしゲーム”スタートです」
「頑張った人ほど損する、それが共有×調停の正体です」



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