「簡単にできそう」
- ①品数が少ないので取り扱いが楽
- ②重たい商品はほとんどない
- ③バックヤードも狭くすみ店内での移動も少なくすむ
よって体の負担が少なくできて、定年退職後の収入を増やすためにはカフェ運営は良いと思いますが、定年退職後に飲食店を経営する際の注意点や落とし穴について、以下のポイントを考慮してください。「簡単にできそう」と感じる部分も、実際には注意が必要です。
準備不足
食品衛生責任者の講習
【注意点①】
1ヶ月先の食品衛生責任者養成講習会が満席になっている事もありますので、早めに予約した方が良いです。
用途地域の確認
次はどこで店を営業するの?そもそもそこの土地で飲食店を開いてよいか用途地域確認が必要です。
保健所へ事前相談
保健所に行き、どのような厨房にしなければならないか事前に打ち合わせした方が良いです。
手洗いの設備に関しては、手を触れないで水が出せるような仕様でなければなりません。
工事完了10日前までには、申請書類を出すようにと保健所から言われますが、個人で出すか法人で出すかそれまでに決めなければなりません。今後飲食店を法人化する場合、改めて届け出を出さなければならず、またお金がかかってしまいます。
なるべく出費を押さえた方が良いので、前もってどうするか考えた方が良いかもしれません。
飲食店営業許可がなければ飲食店を開けられません。許可証が出たら店舗の見えるところに掲示します。
その他必要な場合提出
【消防署】
防火対象物使用開始届を開業7日前までに提出
【警察署】
深夜営業する場合
労基署など
従業員を雇う場合
【税務署】
開業届を出すタイミングは開業から1カ月以内との事です。罰則はないようですが、青色申告する為には必要です。青色申告承認申請書の提出は開業から2カ月以内です。
利益率の低さ
コーヒーだけでは客単価が低くカフェだけだと思ったほどの収入が得られない事もあるでしょう。
そこで他に付加価値をつけその売上を見込んでおかなければなりません。
相性の良さそうなものをあげてみました。
これらの組み合わせは、カフェ来店客に「+α」の価値を提供し、魅力的な滞留性を実現します。
⚫【カフェ+アートギャラリー】
アートを展示する事で、落ち着いた空間ができる。販売代理をする事で利益が増える
※他人の商品を扱う為、古物商の許可証が必要(警察署)
【カフェ+雑貨・インテリア販売】
ハンドメイド作品や、インテリア雑貨、小物を販売することで、来店客が商品を手に取って楽しめる空間を演出できる。
⚫【カフェ+体験教室】
⚫【カフェ+シェアキッチン】
飲食店許可の種類によっては、自分がいなければならないので、注意が必要です。
⚫【カフェ+農産物直売所】
⚫【カフェ+スイーツ製作体験】
⚫【カフェ+地元コミュニティ】
コーヒーだけでは集客できない
メニューを増やせば、「簡単にできそう」という部分がなくなってしまう。
コメント