日本損害保険協会によりますと
『火災保険は、火災だけではなく、風水災などの自然災害や、盗難などによって、「建物」や「家財」などに生じた損害を補償する保険です』
との事です。
火災保険という名称で自然災害はダメだと思い込んでしまっている方は多いと想います。
住宅での事故は水回りの設備に集中しています。しかし、どのような場合でも火災保険で修理できるというわけではありません。火災保険で住宅の損害を修理することができるのは、「偶発的な事故や災害によって受けた損害」の場合です。
知らないで保険申請しなかった事例が多そうなので、保険の内容を確認する必要がありそうです。
また水濡れ補償と水災補償で補償される内容は大きく異なります。水濡れ補償は、自分の故意や不注意が原因での損害や設備の経年劣化による水漏れは補償対象外です。大雨による洪水で床上浸水して損害が発生したという場合は水濡れ補償ではなく水災補償で補償されます。
ただし保険の内容によって範囲の違いがありますので、前もって契約内容を確認した方が良いです。
日本損害保険協会 - 損害保険Q&A - すまいの保険 - 問50 火災保険
日本損害保険協会(SONPO)による、損害保険全体の基本原則あるいは取り扱いの背景等を理解していただくための解説や、個別種目(商品)ごとのQ&Aなど。
日本損害保険協会
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