高齢者が安心して生活できる環境かどうかを判断する1つに、家からスーパーまでの間の道のりの明るさです。
高齢者の視力は低下する傾向があり、視野角も狭くなってきます。近くに買い物に行こうと思っても真夏ですと外は暑いので、夕方出かけようとなるのです。外が暗くなるとさらに見えづらくなるそうです。暗くなりすぎる道があるようでしたら、高齢者の夕方の買い物は避けた方が良いかもしれません。
警視庁 交通総務課 防ごう!高齢者の交通事故!によると
都内における高齢者の死亡事故の多くは、自宅から500メートル以内の場所で発生しているとの事です。
「自宅付近だから」「いつも通っているところだから」大丈夫というわけではありません。いつもの道だからこそ注意が散漫になるのかもしれません
高齢者になるとまわりの状況をあまり気にする事がなくなるようで、いきなり止まったりします。
自宅の近くの道路に歩行者用の信号機がない横断歩道がある場合は、特に注意が必要です。
渡ろうとしている横断歩道に、歩行者用の信号機がなく、交差する道路に車両用の信号機が設置されていない場合は、対面する車両用信号機に従う必要はなく、任意に横断することができます。しかしその判断を自らしないといけないので、現地で渡り方を教える必要があると思います。信号を信用しないで、自分で判断するという観点から考えると逆によい勉強になるかもしれません。
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