「観光スポットが何もない町」に“関係人口(ファンやリピーター)”を増やしていくためには、地元の人たちも楽しめて、外からも少しずつ人を呼び込める「きっかけづくり」がカギになります。安く始められて、徐々にスケールアップできる企画をいくつかのジャンル別に提案します
1. マイナースポーツ施設誘致×交流
小さく始めるアイデア
- 空き地や空き校舎で「フレスコボール」や「モルック」体験会
- 地元チーム vs よそ者チームの交流戦+BBQ
- スポーツ合宿×農業体験のセット企画
本格展開
- 離れた地域の競技団体とパートナーシップを結んで「マイナースポーツの聖地化」
- スポーツアート(競技×芸術)の企画展
2. 芸術×地域の風景や歴史
小さく始めるアイデア
- 「廃材アート」ワークショップ(地元に眠っている古道具など活用)
- アーティスト・イン・レジデンスの呼び込み(1週間程度)
- 壁やシャッターを使った「町なかミニ壁画」プロジェクト
本格展開
- 町全体を「野外アートミュージアム」に
- 学生とのコラボアートフェス(美大や専門学校と連携)
3. 祭り・イベント×日常の再発見
小さく始めるアイデア
- 「のど自慢大会」+地元の野菜販売+縁日
- 古民家の縁側で開催する「夕暮れ映画会」や「灯り祭」
- 廃線跡や裏道を使った「謎解きウォーク」
本格展開
- 「地元の誇れない自慢」グランプリ(失敗談やB級グルメ)
- 季節イベント+地元食材フェス(小規模でも年4回)
4. SNS映え×地元ならではの素材や風景
小さく始めるアイデア
- 「#〇〇町の映えチャレンジ」フォトコンテスト
- 謎モニュメント設置(低コストDIYでOK)
- 「レトロ制服×町歩き体験」や「風景×コスプレOKの日」
本格展開
- 「撮り鉄」「ドローン」「ZINE」など専門オタク層との連携
- SNS特化型の滞在型クリエイターキャンプ
5. 段階的な流れ(モデルプラン)
- 1年目:種まき SNSコンテスト、空き地スポーツ体験、廃材アート
- 2年目:形になる 祭りイベント化、マイナースポーツ大会、アート常設展示
- 3年目:他地域と連携 地域間イベント、大学・団体と連携し「合宿」「ゼミ」誘致
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