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不動産オーナーの実務

不動産売買契約締結日と引渡し日が同じ場合

不動産オーナーの実務

売買契約締結日引渡し日の違いは、法的な合意のタイミングと実際の所有権・管理責任の移転タイミングにあります。

売買契約締結日は「売買の約束をする日」、引渡し日は「実際に所有権が移る日」。
この間にローン審査や登記準備が行われ、引渡し日をもって管理や費用負担が買主に移ります。

売買契約締結日と引渡し日が同じ場合

売買契約締結日と引渡し日が同じ場合(即日決済・即引渡し)は、契約と決済、所有権移転、鍵の引渡しなどをすべて同じ日に行うことになります。

1. 進め方

契約締結(売買契約書の署名・押印)
代金の支払い(手付金+残代金の全額支払い)
所有権移転登記の申請
鍵の引渡し(買主が物件を引き継ぐ)
費用の精算(管理費・固定資産税などの日割り計算)

2. 費用負担はどうなる?

  • 管理費・修繕積立金・固定資産税などの費用
    • その日までは売主、翌日から買主
    • ただし、売買契約と引渡しが同じ日なので、その日を境に費用負担が移る
  • 日割り計算の考え方
    • 例えば3月28日に契約・引渡しの場合
      • 3月28日までは売主負担
      • 3月29日以降は買主負担
  • 管理委託契約の引継ぎ
    • 既存の管理会社がある場合、売主がすでに支払った管理費を日割りで買主に精算するケースが一般的

3. 即日引渡しのメリット・デメリット

メリット

  • 売主・買主ともに短期間で取引が完了し、手続きがスムーズ
  • 買主はすぐに物件を利用できる

デメリット

  • 買主側の資金準備が事前に必要(ローンの場合は事前審査・本審査を終えておく)
  • 事前に物件の最終確認(設備の不具合など)をしっかり行わないと、後からトラブルになる可能性

結論

売買契約締結日と引渡し日が同じ場合、その日までの費用は売主負担、翌日から買主負担となるのが一般的。契約・決済・引渡しを同日に行うため、事前準備をしっかりしておくことが重要です。

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