不動産投資で手取り30万円を得るには、以下の要素を並行しながら計算する必要があります。
1. 必要な家賃収入を計算する
手取り30万円を得るには、税金や維持費を差し引いたその後の金額が手元に残る必要があります。
目標の家賃収入(グロス)
- 50%が手元に残ると、60万円/月の家賃収入が必要
- 60%が手元に残ると、50万円/月の家賃収入が必要
2. どれくらいの規模の物件が必要か?
マンションの規模やによりますが、想定される展望(エリア滞在)を考慮して、必要な投資額を計算します。
想定ごとの必要な物件価格
サーフェス | 必要な物件価格(60万円/月の家賃収入) |
---|---|
5%(都心の優良物件) | 約1億4,400万円 |
7%(地方都市) | 約1億円 |
10%(地方・築古アパート) | 約7,200万円 |
※表面利回り = 年間家賃収入 ÷ 物件価格
例、7%の物件なら、約1億円の物件を購入し、家賃収入60万円/月(年間720万円)を得ることで30万円を目指せます。
3. 固定費の計算(税金・維持費)
家賃収入があっても、税金や維持費がかかります。
項目 | 目安 |
---|---|
固定資産税 | 物件価格の1.4%/年(1億円なら約140万円/年) |
管理費・修繕積立金 | 家賃の10~15%(年間家賃720万円なら約72~108万円) |
空室・滞納リスク | 年間家賃の5~10%が入る(約36~72万円) |
火災保険・地震保険 | 年間10~20万円程度 |
4. まとめ
手取り30万円を得るには
- 月60万円の家賃収入を目指す
- 1億円前後の物件を購入し、7%程度を確保
- 固定費(税金・管理費・空室リスク)を考慮する
これらを踏まえると、フルローンではなく、ある程度の自己資金を用意し、リスクを抑えながら運用するのが理想です。
また、一棟アパートと複数のマンションの区別など、戦略によっても異なります。
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