「残す力 vs 使う力」って、
実は税金の話じゃない。
“人生の優先順位”の話です。
まず定義をはっきりさせましょう
残す力
- 相続税を抑える
- 不動産を維持する
- 資産を減らさない
- 家族に渡す
キーワードは
守る・維持する・固定する
使う力
- 老後資金を自分のために使う
- 旅行・趣味・健康投資
- 住み替え
- 介護資金の確保
キーワードは
選ぶ・動かす・自由にする
多くの不動産オーナーが陥る罠
「減らしてはいけない」
という思いが強すぎる。
- アパートは売らない
- 現金は使わない
- 贈与も怖い
- 節税優先
結果どうなるか?
- 老後の選択肢が減る。
これが“残す力の暴走”。
バランスが崩れると起きること
残す力が強すぎる場合
- ✅自分が我慢する
- ✅修繕を先送り
- ✅現金不足
- ✅相続時に家族が困る
「我慢の人生」になりやすい。
使う力が強すぎる場合
- ✅資産売却が早すぎる
- ✅相続税想定不足
- ✅子世代が不安
- ✅後半で資金不足
「後悔の老後」になりやすい。
郊外築古アパートで考えると
例えば:
- 資産1億円
- うち築古アパート7000万
- 現金3000万
ここで
残す力重視 → アパート維持
使う力重視 → 売却して現金化
どちらが正解?
答えは一つじゃない。
でも重要なのは
出口を決めてから動くこと
本質はここ
残す力=「相続目線」
使う力=「人生目線」
- ほとんどのセミナーは相続目線。
でも50代以降で本当に大事なのは
あと何年、どう生きたいか
- そこを抜いた相続対策は、危ない。
深い話をすると
人は「お金を残したい」のではなく
- ✅ 家族に迷惑をかけたくない
- ✅努力の証を残したい
- ✅親としての責任を果たしたい
これが“残す力”の正体。
でも同時に
- ✅まだ楽しみたい
- ✅自分の人生も大事にしたい
- ✅老後を安心して過ごしたい
これが“使う力”。
ここは対立じゃなく、設計の問題。
黄金バランスとは?
- ① 老後生活費を数値化
- ② 介護費を想定
- ③ 修繕費を見積もる
- ④ 相続税を仮計算
- ⑤ それでも余るか確認
余る分が「残す力」。
足りないなら設計を変える。


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