※ これは「仲良く進める方法」ではなく
「あなたが損しないために現場で本当に必要なやり方」です。
①【そもそも前提】
逃げる相続人は
“逃げて得をする環境が長年続いた人”です。
➡ 言い方を柔らかくしても動きません。
➡ 「責任を負わず、利益だけ取れるのが一番ラク」だからです。
だから必要なのは、
“逃げると自分が損をする仕組みに変えること”
です。
②【現実的対応:逃げるほど不利になる状況を作る】
🔴1)連絡はすべて“書面(LINE・メール)”に残す
逃げる相続人が一番嫌がるのは
証拠が残る環境です。
✔ 電話は絶対しない
✔ 「通知」「確認」「期限」「記録」をセットで送る
✔ 読んでいなくても既読が証拠になる
➡ 調停で「逃げていた人」と判断される。
🔴2)“期限”をつける(最も重要)
相続の現場で、期限なしは絶対NG。
✔ 「〇月〇日までに返答がない場合はA案で進めます」
こう書くと、法律的にも
「黙っていた=反対の証拠にならない」
「期限までに意見を言わなかった=会議妨害行為」
として扱われます。
➡ 家庭裁判所で一気にあなたが有利。
🔴3)金銭負担を“可視化”して逃がさない
逃げる人は数字を見せられると一気に弱くなります。
例:
固定資産税:あなたの持分なら◯◯円
管理費:年間◯万円
空き家6倍のリスク(法的事実)
➡ 「払わない自由」は原則ありません。
➡ 金銭の分担資料を残すだけで相手は逃げにくくなる。
🔴4)“先に動いた人が主導権を握る”
法律では
✔ 情報を集めた人
✔ 書面を整えた人
✔ 専門家と相談した人
が そのまま主導権を持つ ようになっています。
逃げる相続人には
「主導権の空白」を与えないこと。
🔴5)相手が拒否しても、こちらだけで進めてよい
遺産分割前でも
✔ 固定資産税の請求
✔ 管理行為(実家の維持)
✔ 売却のための調査・査定
は、“他の相続人の承諾なしでも可能”です。
➡ 逃げても相続手続きは止められない。
🔴6)専門家を出すと逃げる側が急に静かになる
「こちらは専門家に相談済みです」
この一言が最強です。
✔ 司法書士
✔ 弁護士
✔ 相続不動産コンサル
「専門家が言っているので」と言われると、
逃げる側は感情でごねにくくなる。
③【タイプ別・もっと現実的な対応】
🔥タイプA:完全無視・既読スルータイプ
現実的対応
✔ “返事がなければA案で進める”と書いて送る
✔ 期限を過ぎても連絡がなければ次へ進む
✔ そのまま調停に入ってOK
✔ 調停に呼ばれると無視できなくなる
(出席しないと明確に不利)
➡ 「無視は逃げではなく自滅」だと本人に伝わる
🔥タイプB:配偶者がストップしているタイプ
現実的対応
✔ 本人ではなく“書面で証拠として残す”
✔ その配偶者の意見は調停では考慮されない
✔ 「法律上、相続人本人が判断する必要があります」
と淡々と伝える
➡ 配偶者の干渉力を弱められる。
🔥タイプC:忙しいと言うが本当は参加したくないタイプ
現実的対応
✔ 「返答は10秒で済みます」
✔ YES/NOのみ送る
✔ 期限つき
✔ 忙しいは免罪符にならないと分からせる
🔥タイプD:反発してくるタイプ(怒る・文句だけ言う)
現実的対応
✔ 感情は無視して“事実”だけ送る
✔ 多く返答せず会議を前に進める
✔ 必要なら淡々と調停申立ての準備
➡ 感情勝負を避けると相手は続かない。
🔥タイプE:損得だけ判断するタイプ
現実的対応
✔ 3つの案を“損得比較表”にして送る
✔ 自分に都合の悪い案を排除してあげる
✔ 得しづらい案には参加しなくなる
(逆に動き出す場合もある)
🔥タイプF:喪失の痛みで動けないタイプ
※優しい対応が必要な唯一のタイプ
(他は“構造で動かす”が正解)
現実的対応
✔ 感情は否定しない
✔ 役割ゼロ/最終確認だけにする
✔ 会議の負担を本人にかけない
✔ 時間を区切る
✔ 無理に実家に行かせない
④【現実的な最終手段:調停を“情報として置く”】
以下のように伝えるのが最もトラブルが少ない:
「家庭裁判所に“遺産分割調停”という制度があり、
話し合いが難しい場合でも手続きが進む仕組みがあるようです。
全員の予定が合わないときは、ここで進めることもできます。」
✔ 脅しではなく“制度の紹介”
✔ でも逃げる人は急に焦り始める
➡ 調停は“人格”ではなく“行動”を見るので
逃げていた相続人は明確に不利です。
⑤【結論:逃げる相続人へは “やさしさ” ではなく “仕組み化”】
逃げる相続人に必要なのは
❌ 説得
❌ 仲良くする
❌ 感情ケア(喪失タイプ以外)
ではなく、
🔵 期限・記録・選択肢・事実・専門家・調停
この6つの組み合わせです。



コメント