✅ 団信つきローンは「生活を守りたい人」には向いている
❌ 相続税をできるだけ下げたい人」には向いていない
つまり、
「何を一番守りたいか」で判断が分かれます。
ここからは判断を間違えないための“実務向けの基準”で分かりやすく整理します。
✅ まず最初にやるべき「判断の軸」
次のどちらが今のご家庭にとって最優先かを決めます。
最優先するもの 選ぶべき方向
遺された家族の毎月の生活の安心 👉 団信つき
将来の相続税の軽減 👉 団信なしも検討
ここがブレたまま選ぶと、
「安心は得たけど税金で困る」
「税金は抑えたけど返済で苦しい」
という事態になります。
✅ 団信つきローンが「よい場合」
次の項目に2つ以上当てはまるなら、団信つきが向いています。
✅ ① 配偶者の収入が少ない・不安定
もしもの時に
👉 住宅ローンを払えなくなるリスクが高い
団信があれば
👉 家は無借金で残る
✅ ② 子どもがまだ未成年・学生
収入を支える大黒柱が亡くなると
👉 教育費+生活費+住宅ローンの三重苦
団信があれば
👉 住まいの心配は消える
✅ ③ 相続税が「かからない or 少額」と分かっている
財産総額が
👉 基礎控除以下、またはギリギリ
この場合
👉 団信で税金が増えても大きな問題にならない
✅ ④ 借金を家族に1円も残したくない
精神的に
・「家族に迷惑をかけたくない」
・「ローンは自分の代で終わらせたい」
という思いが強い人
✅ 団信つきが「向いている人」まとめ
生活の安定を最優先
相続税よりも月々の安心
「とにかく返済が残らないこと」が一番大事
❌ 団信つきローンが「向かない場合」
次の項目に2つ以上当てはまるなら注意が必要です。
❌ ① 不動産が多く、相続税がかかると確実に分かっている
自宅+賃貸不動産
土地の評価が高いエリア
金融資産もそこそこある
→ 団信で借金が消えると
👉 相続税が一気に高くなる
❌ ② 現金が少なく、納税資金が足りない
財産のほとんどが不動産
預金がほとんどない
→ 団信で借金が消える
→ 相続税だけ発生
→ 払えずに不動産を売却
❌ ③ 相続税対策として「借入+不動産」を使いたい
借金は
👉 相続税を下げる“重要な武器”
団信つきだと
👉 その武器が相続開始前に消える
❌ ④ すでに十分な死亡保障(生命保険)がある
団信とは別に
👉 大きな死亡保険に加入済み
この場合
👉 団信の保険料が二重払い状態になることも
⚠️ 団信つきが「危険になりやすい人」まとめ
不動産が多い
現金が少ない
相続税が確実に発生する
節税をしっかり考えたい
✅ 超シンプル判断チャート(実務用)
次の3問で方向性が見えます。
Q1:自分が亡くなったら、配偶者は「住宅ローンなし」で生活できないと困る?
YES → 団信つき向き
NO → 次へ
Q2:相続税が「数百万円~数千万円」かかる可能性が高い?
YES → 団信なしも検討
NO → 団信つきでも問題なし
Q3:納税できるだけの「十分な現金」がある?
NO → 団信つきは要注意
YES → 団信つきでも対応可能
✅ 誤解されやすいポイント
❌「団信=絶対におトク」
→ 生活面では安心、税金面では不利なことが多い
❌「団信なし=危険」
→ 生命保険・納税資金があれば戦略的に選ぶ人も多い
✅ まとめ(判断基準の核心)
重視するもの 向いている選択
遺族の生活の安心 団信つき
相続税対策・節税 団信なしも検討
現金が少ない 団信つきは慎重に
不動産が多い 団信なし検討



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