では、きれいごと抜きでいきます。
これはネット記事や教科書にほぼ書かれていない
「相続放棄・限定承認のあとに本当に起きること」です。
① 相続放棄をすると「その瞬間」に起きること
法律上
- 最初から相続人でなかった扱い
- プラスもマイナスも 一切もらわない
- 借金・保証債務も ゼロ
👉 ここまでは理想通り。
② しかし現実では、すぐには終わらない
起きがちな現実
📮【連絡は止まらない】
- 市役所:固定資産税の通知(しばらく来る)
- 金融機関:督促の電話・郵便
- 管理会社:草刈り・倒壊・苦情
- 近隣住民:「あの家どうするんですか?」
👉 相続放棄=自動で周知されない
→
📌 「放棄した事実を自分で説明する必要」あり
③ 一番多い誤解
❌「放棄したからもう関係ない」
実際は👇
条件次第で“管理義務”が残る
管理義務が残りやすい例
- 鍵を持っている
- 空き家を見に行っていた
- 事実上使っていた
- 他の相続人がいない
👉
⚠️ 放棄しても「現実的に一番近い人」が狙われる
④ 相続放棄後に起きる“次の爆弾”
📉【相続権は次順位へ】
子 → 親 → 兄弟 → 甥姪へ
本当に起きること
「え?私が相続人?」
連絡を取ってなかった親戚と再接続
放棄の連鎖
👉
放棄=問題が消えるではなく
放棄=バトンを渡す
⑤ 相続放棄しても「最後に残る人」がいる
全員が放棄すると…
👉
家庭裁判所が「相続財産管理人」を選任
ここで起きる現実
- 申立人が費用を出す(数十万円〜)
- 不動産はすぐには処分されない
- 時間がかかる(年単位)
👉
「誰もいない」=タダでは終わらない
⑥ 限定承認を選んだ場合に起きる現実
良いこと
借金は相続財産の範囲内で止まる
不動産を売って清算できる
しかし実務では👇
- 相続人全員の協力が必須
- 売却まで時間がかかる
- 公告・手続きが重い
- 専門家費用がかかる
👉
💬 よくある本音
「こんなに大変なら放棄でよかった」
⑦ 本当に一番多い“後悔”
放棄した人の後悔
「もっと早く全体を見ておけば…」
「兄弟に説明しきれなかった」
「管理義務が残るとは思わなかった」
放棄しなかった人の後悔
「固定資産税が一生続く」
「売れない土地を抱えた」
「兄弟トラブルが終わらない」
👉
後悔の量は
「調べなかった時間」に比例
⑧ 現場での“リアルな正解”
多くのケースでの最適解は👇
1️⃣ 生前 or 早期に
「売れる/売れない」を仕分け
2️⃣ 売れないなら
生前整理 or 処分を優先
3️⃣ どうしても間に合わなければ
相続放棄で被害を最小化
👉
放棄は逃げではなく
「被害拡大を止める非常ブレーキ」
最後に:一番重要な一言
「相続は“もらう権利”ではなく
“引き受ける責任”」
これを知らずに
「とりあえず相続」は
一番高くつく選択です。



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