■ なぜ“相続に詳しくない弁護士”が危険なのか?
弁護士にも医師と同じように専門があります。
たとえば:
- 離婚中心の弁護士
- 刑事事件中心の弁護士
- 企業法務中心の弁護士
- 相続中心の弁護士
相続は 税金・不動産・家族関係・感情問題 が複雑に絡みます。
単に「法律がわかる」だけでは足りません。
特に相続では:
- 小規模宅地の特例を知らない
- 相続税評価の視点が弱い
- 不動産の出口戦略を考えない
- 家族間の感情調整ができない
こういったことが起こる可能性があります。
■ 相続に強い弁護士を見極める方法
① ホームページを見る
チェックポイント:
☑ 「相続専門」「相続チーム」がある
☑ 解決事例が相続中心
☑ 年間相談件数が多い
☑ 税理士・不動産会社と連携している
② 初回相談でこの質問をする
とても簡単です。
「先生の相談のうち、相続は何割くらいですか?」
理想は
👉 3割以上
👉 できれば半分以上
もし
「いろいろやってますよ」
と曖昧なら注意です。
③ こんな返答なら要注意
- 「とりあえず法定相続分で分ければいい」
- 「揉めたら訴訟ですね」
- 税金の話になると濁す
相続は「争う前の設計」が大切です。
■ もっと安全な選び方
① 相続専門の法律事務所を探す
例:
- 東京家庭裁判所 の調停件数を扱っている事務所
- 相続紛争の解決実績を公開している事務所
(※家庭裁判所の場所そのものではなく、扱っている実績を見る)
② 税理士と組んでいるか確認
相続=税金です。
税理士と連携していないと
「争いは解決したが税金が高くなった」
ということが起きます。
③ 不動産の視点があるか
あなたは不動産・相続のバランス設計を重視されていますよね。
相続では:
- 駐車場のままでいいのか
- アパートにすべきか
- 売却すべきか
- 小規模宅地が使えるか
ここを考えられない弁護士は危険です。
■ 弁護士にも専門がある
風邪で脳外科には行きませんよね?
相続で刑事専門弁護士に行くのは同じです。
- 相続 → 相続専門
- 空き家 → 相続+不動産理解
- 離婚 → 家族法専門
- 借金 → 債務整理専門
① 遺産分割
👉 相続に強い弁護士
◆ 何が起きやすい?
- 兄弟間の感情対立
- 不動産をどう分けるかでもめる
- 代償金が払えない
- 調停・審判に発展
管轄は
家庭裁判所
◆ 本当に強い弁護士の特徴
☑ 相続案件が業務の中心
☑ 調停経験が豊富
☑ 争う前の「分け方案」を複数出せる
☑ 不動産評価の理解がある
◆ 弱い弁護士だと…
- 「法定相続分で分けましょう」
- すぐ訴訟
- 税金を考えない分割
👉 相続は“法律+税金+不動産+感情”の総合戦です。
② 空き家の相続税・活用
👉 相続+不動産に強い弁護士
ここは特に重要です。
あなたが普段扱っているテーマですね。
◆ 問題の本質
- 相続税評価
- 小規模宅地の特例
- 空き家3,000万円控除
- 売却か賃貸か建替えか
◆ 必要な視点
☑ 相続税の仕組みを理解
☑ 税理士と連携
☑ 不動産の出口戦略を考えられる
☑ 将来の二次相続まで設計できる
◆ 失敗例
- とりあえず共有名義
- 税金が増える分割
- 活用せず放置で固定資産税だけ払う
👉 空き家問題は「法律問題」ではなく「設計問題」です。
③ 離婚・親権
👉 離婚・家族法に強い弁護士
◆ 主な論点
- 財産分与
- 親権
- 養育費
- 面会交流
- DV問題
◆ 強い弁護士の特徴
☑ 家庭裁判所の実務に詳しい
☑ 感情コントロールが上手
☑ 子どもの利益を中心に考える
◆ 弱い弁護士だと…
- 争いを煽る
- 長期化する
- 心理的負担が増える
👉 離婚は「法律+心理」の世界です。
④ 借金・破産
👉 債務整理に強い弁護士
◆ 手続きの種類
- 任意整理
- 個人再生
- 自己破産
管轄は
地方裁判所
◆ 強い弁護士の特徴
☑ 破産管財人経験がある
☑ 金融実務に詳しい
☑ 生活再建まで考える
◆ 弱い弁護士だと…
- とりあえず破産
- 選択肢の説明不足
- 再スタート設計がない
👉 借金問題は「手続き」より「再建設計」が大事。



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