現場で起きやすいパターン別に整理してお伝えします。
⚠ 親の田舎の土地が“危険”になりやすい理由(相続時)
田舎の不動産は、都市部と違って
- 売れにくい/値段がつかない
- 維持費だけかかる
- 法律・手続きが複雑
- 放置すると責任リスクが増える
という特徴があります。
👉 「資産」のつもりが、実は“負動産”になりやすい のが最大の落とし穴です。
🚨 特に危険になりやすい土地の場所・状態
❌ ① 私道・行き止まり・車が入れない場所
- 車両進入不可・狭い道路・砂利道
- 建物の建替えができないケース
- 共有の私道トラブルで売却不可
👉 売値が極端に下がる/買い手がつかない
❌ ② 境界が不明・測量していない土地
- 境界杭がない/隣地と未確定
- 昔のまま測量していない
👉 売る前に測量費30〜150万円+揉めやすい
❌ ③ 古家付き土地・危険空き家
- 倒壊・雨漏り・草木繁茂
- 近隣から苦情・自治体指導
👉 解体費50〜200万円以上が先に必要
❌ ④ 農地・山林・原野
- 農地=許可がないと売れない/転用できない
- 山林=進入路なし→ほぼ価値ゼロ
- 原野商法の残地など
👉 “もらってほしいのに誰も引き取らない”問題
❌ ⑤ 共有名義の土地(兄弟・親族と共有)
- 誰かが反対すると売れない・動かせない
- 代替わりするとさらに分裂
👉 将来“永遠に放置”の負動産化
🧭相続前からやっておくべき「対処法」
✅ 1️⃣ まず現状を把握(最低限のチェック)
親が元気なうちに、次を確認してください。
- 固定資産税課税明細書
- 登記事項証明書(土地・建物)
- 公図・地積測量図
- 種類(宅地・農地・山林・私道)
- 境界杭の有無
- 誰が使っているか/放置か
👉 書類+現地の写真を揃えると判断しやすくなります。
✅ 2️⃣ 家族で「方針」を共有しておく
- 住む予定がある?
- 残す? 売る? 手放す?
- 相続人の希望は一致している?
👉 温度差が最大のトラブル原因です。
✅ 3️⃣ 危険地なら“早めに出口を検討”
- 古家 → 解体前提で価格比較
- 農地 → 農業委員会に事前相談
- 山林 → 近隣へ無償譲渡交渉
売れない →
👉 相続土地国庫帰属制度の検討
放置すればするほど“費用も責任も増える”のが現実
✅ 4️⃣ 共有回避(できるだけ単独名義へ)
兄弟共有は将来ほぼ確実に揉める
調整できるなら
👉 誰か1人の名義+代償金方式が現実的
🧨 「こういう場所は要注意(やばい土地)」
- 山奥・傾斜地・進入路なし
- 私道の奥・再建築不可
- 昔の別荘地・原野商法地
- 農地が点在している
- 隣地と境界不明
- 古家が放置されている
- すでに親が固定資産税だけ払って放置
👉 “地図で見て遠く・細く・古い”土地は警戒
🌱 まとめ(最重要ポイント)
相続してから考えると 手遅れになりやすい
“価値があるかどうか”より
“処分できるかどうか”が重要



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