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相続の問題

相続時に死亡診断書のコピーを多めにとっておいた方がよい理由

相続の問題

まず、死亡診断書のコピーを多めに取っておいた方がいい理由は、以下の通りです。

【死亡診断書が必要になる場面】

  1. 役所への死亡届提出
    • これ自体は原本が必要ですが、控えや写しを求められる場合もあります。
  2. 相続手続き
    • 銀行口座の解約・名義変更
    • 株式・証券口座の解約・名義変更
    • 不動産登記の名義変更(相続登記)
    • 生命保険金の請求
    • 年金の受給停止手続き
  3. 健康保険や介護保険の資格喪失手続き
    • 国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険などの脱退申請。
  4. クレジットカードや携帯電話、公共料金などの解約
    • 亡くなった本人名義の契約を解約する際に求められることがある。
  5. その他の行政手続き
    • 遺族年金の申請
    • 高額医療費の払い戻し
    • 未払い税金・還付金の精算

相続時の注意点~銀行口座凍結
相続が発生すると、故人(被相続人)の銀行口座は原則として凍結され、出金や振込ができなくなります。凍結後の対応には手間と時間がかかるため、注意点ややるべきことを把握しておきましょう。銀行口座凍結の注意点引き出しができなくなる→ 公共料金、家賃...

【注意点】

  • ほとんどのケースで「コピーだけ」ではダメで、「コピーに加えて原本の提示」「コピーに加えて役所の証明付き(例:死亡届受理証明書)」が求められることも多いです。
  • そのため、「死亡届受理証明書」も複数枚、役所で発行してもらうとさらに安心です。(1枚300円~くらいで発行できます)

【死亡診断書のほかに、やっておいたほうがいい準備】

  • 戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍を取得
    (相続や年金手続きで必要。出生から死亡までの連続した戸籍が要求されることも)
  • 印鑑登録証明書(相続人のもの)を準備
    (遺産分割協議書に添付するために必要)
  • 財産・債務リストを整理
    (不動産、預貯金、株式、借金、クレジットカード情報など)
  • 遺言書の有無を確認
    (あれば家庭裁判所で「検認」手続きが必要)
  • 公共料金やサブスクリプションの整理
    (電気・ガス・水道・携帯・Netflix等の月額サービス)
  • 相続税申告の準備
    (死亡から10ヶ月以内に必要な場合がある。特に不動産や現金が多いと要注意)

まとめると、死亡診断書のコピーは最低でも5〜10部程度確保しつつ、死亡届受理証明書や戸籍関係書類も多めに準備しておくと、その後の手続きが非常にスムーズになります。

「今すぐやるべきチェックリスト」

特に「後から足りない!」となると大変なので、優先順位順にしています。


【1. すぐにやること(当日~数日以内)】

  •  死亡診断書の原本とコピーを確保
     → コピーは5~10部以上
  •  死亡届を役所に提出
     → 同時に「死亡届受理証明書」を数部(3~5部)発行してもらう。
  •  火葬許可証を取得
     → 火葬・葬儀に必須。
  •  葬儀社と打ち合わせ・葬儀の手配

【2. 葬儀後すぐにやること(~1週間以内)】

  •  健康保険証・介護保険証の返却手続き
     → 市区町村役場で脱退手続き。
  •  年金受給停止の手続き(年金事務所)
  •  公共料金、サブスクなどの名義変更・解約準備
  •  勤務先(または年金機構)への連絡
     → 退職手続き、遺族給付関係。
  •  戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍を取得
     → 出生から死亡までの連続した戸籍が必要。

【3. 1ヶ月以内にやること】

  •  金融機関(銀行・証券会社)に連絡し口座凍結
  •  クレジットカード会社・携帯キャリアへの連絡
  •  借金・ローンの有無を確認し、必要なら連絡
  •  遺言書の有無を探す(公正証書遺言含む)
  •  財産リストの作成(不動産・預金・株式など)
  •  相続人を確定(相続関係図作成)
  •  印鑑登録証明書を相続人分用意

【4. 相続関係(3ヶ月以内)】

  •  相続放棄または限定承認の検討(必要なら家庭裁判所へ)
  •  遺産分割協議開始(相続人全員で協議)
  •  遺産分割協議書を作成・署名捺印
  •  不動産名義変更(相続登記)

【5. 相続税関係(10ヶ月以内)】

  •  相続税の申告・納付(必要なら)

【重要な書類リスト】(なくさないように保管)

  • 死亡診断書(原本・コピー)
  • 死亡届受理証明書
  • 火葬許可証
  • 戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍
  • 住民票除票
  • 印鑑登録証明書
  • 財産目録・借金目録
  • 遺言書(ある場合)
  • 各種契約書(ローン、保険、携帯など)

ポイント:
▶ 最初に戸籍や証明書類を多めにそろえることが、後の大きな時短になります。
▶ 相続手続きは長期戦になるので、無理せず少しずつやることが大事です。


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