1) 「駅近」より大事な“駅の質”
徒歩〇分だけで判断すると外しやすいです。
- 路線の強さ:都心直通/乗換が少ない/本数が多い
- 駅の格:急行停車、始発、ターミナル近接
- 駅までの道:坂がきつい・信号が多い・暗い道・歩道が狭い は体感が悪い
- 雨の日の現実:大通り横断、踏切、歩道が水たまり…地味に効く
👉 「駅徒歩10分」でも“道が快適”なら強いし、「徒歩6分」でも“坂・暗い・細い”と評価が落ちます。
2) 生活の“詰まり”が起きない(利便性の密度)
好立地は、“毎日の用事が短距離で完結する”場所です。
- スーパーが複数(価格帯の違う店があると強い)
- ドラッグストア、病院、銀行/ATM、郵便局
- ちょい外食・テイクアウトの選択肢
- 保育園・学校・公園(ファミリー需要を支える)
👉 「便利そう」でなく、“代替がある”のがポイント(店が1つだけだと閉店リスクがある)。
3) 住環境の“ノイズ”が少ない
同じ駅距離でも、住み心地と資産価値が変わります。
- 幹線道路・高速・線路・救急病院ルート(騒音・振動)
- 飲食店街のど真ん中(深夜の音、臭い、治安)
- 学校や公園の近すぎ(時間帯の騒音)
- 風向き(焼肉・工場・下水処理系の臭いが来ることも)
👉 現地は平日夜・休日昼の2回見ると外しにくいです。
4) 災害リスク(ハザード)で“売りやすさ”が決まる
立地が良くても、ここで評価が割れることがあります。
- 洪水・内水(低地、川沿い、暗渠沿い)
- 液状化(埋立・低地)
- 土砂(崖地・擁壁)
- 地盤(昔の地形:田んぼ・沼・埋立など)
👉 「自分が住めるか」だけでなく、将来の買い手が気にするかで見ます。
5) “供給が増えにくい希少性”がある
- 資産価値が落ちにくい立地は、だいたいこういう特徴があります。
- 駅近で新築が建ちにくい(用地が出ない)
- 周辺が住居系中心で大規模開発が乱発しにくい
- 眺望・抜け(公園・河川・低層街区など)が確保されやすい
👉 再開発があるエリアは強い一方、供給が多すぎると競争で値が伸びにくいこともあります。
6) 「出口(売る・貸す)」が強い需要層に刺さる
好立地=需要の厚い層に刺さる場所。
- 単身・DINKS:駅近、夜も安全、外食・買い物が強い
- ファミリー:学区、公園、医療、静けさ、車の出しやすさ
- シニア:段差少ない、病院近い、買い物近い、駅まで平坦
👉 “誰に売れるか/貸せるか”がはっきりしているほど好立地になります。
7) マンション単体の“立地の弱点”が少ない
同じエリアでも、建物の位置で評価が落ちることがあります。
- 線路脇・高架脇・幹線道路直付け
- 袋小路で車が入りにくい、ゴミ置場が荒れやすい
- 日当たり・抜けが悪い(隣が近い、将来建つ)
- 管理動線が悪い(エントランス周りが雑然)
👉 “住所は良いのに微妙”は、だいたいここで起きます。
「好立地か」を早く見抜くミニ判定(超実務)
次の4つが揃うと強いです。
- 駅までの道が平坦で安全
- 生活利便が“複数”ある(代替が効く)
- 騒音・臭い・治安の懸念が少ない
- ハザードが重くない(または買い手が許容しやすい)



コメント