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不動産オーナーの実務

マンション設備の交換検討時期

不動産オーナーの実務

マンションの設備の一般的な交換期間の目安は以下の通りです。 尚、使用状況によって変わるので、管理会社や専門業者と相談しながら計画を立てるのがベストです。

1. エアコン(共用部・専有部)

交換目安:10~15年
・定期的なフィルター清掃や冷媒ガス補充を行うことで寿命が延びる。
・業務用エアコンは耐用年数が長め(15~20年)。

2.エレベーター

交換目安:20~30年(リニューアルは15~25年)
・制御盤や巻き上げ機(モーター)の部分交換は15~25年目で検討。
・全交換は30年程度が目安ですが、部品供給が終了したら早いことも。
・法定点検(年1回)や定期メンテナンス契約が必須です。

3. 給水ポンプ

交換目安:10~20年
・ポンプ自体は10~15年で交換が必要なことが多い。
・インバーター制御のポンプは寿命が長め(15~20年)。
・突然の故障で断水リスクがある。

4.給湯器(個別設置・集中給湯)

交換目安:10~15年(個別)、15~25年(中部)
個別設置のガス給湯器は10~15年程度。

5. 受水槽・高架水槽

交換目安:20~30年
・金属製のものは錆びやすく、20~25年で交換が必要になることが多い。
・FRP(強化プラスチック)製は30年以上持つこともあるが、内部の清掃や点検は必須。

6. 排水管・夜間管(共用部・専有部)

交換目安:30~50年(材質による)
・鋼管(鉄製)は30~40年で劣化が進む。
・塩ビ管(VP管)やステンレス管は40~50年ほど持つが、接続部の劣化に注意。
・10~20年ごとに高圧洗浄やライニング工事(内側補修)を行って延命できる。

7. 消防設備(スプリンクラー・消火器・非常用照明など)

交換目安:5~20年(種類による)
・消火器は5~10年で交換。
・スプリンクラーの配管は20~30年が目安。
・非常に用途の高い照明はバッテリー交換が5~10年。

8. 受変電設備(キュービクル・変圧器)

交換目安:20~30年
・老朽化すると危険のリスクが高まります。

9. 屋上防水(シート防水・ウレタン防水)

交換目安:10~20年
・シート防水(ゴム・塩ビ):15~20年程度。
・ウレタン防水:10~15年で再施工が必要。
・定期的なトップコートの塗り直し(5年ごと)で延命できる。

10. 外壁・タイル補修

交換目安:10~20年(補修・再塗装)
・タイルやコンクリートのひび割れ補修は10~15年ごと。
・外壁塗装は15~20年ごとが一般的。
・タイルの剥離防止工事(アンカーピンなど)は30~40年目で検討。

11. インターホンシステム(オートロック含む)

交換目安:15~25年
・カメラ付きのインターホンが主流になり、古いタイプ(音声のみ)は更新のタイミングが早まる。
・オートロック機能がある場合、制御盤の交換も必要になることが多い。

12. 照明設備(共用部)

交換目安:10~20年
・蛍光灯は10~15年で交換。
・LEDは20年ほど持つが、制御機器(電源装置)は10~15年で劣化する。
・最新のLED化リニューアルで電気代削減が可能。

13. 駐車場(機械式駐車場・ターンテーブル)

交換目安:15~30年
・機械式駐車場モーターやチェーンは15~20年で交換が必要です。
・ターンテーブルも20~30年で寿命を迎えます。
・維持費が高くなるため、撤去して平面駐車場化するケースも増えています。

14. 自動ドア・シャッター

交換目安:15~25年
・モーターやセンサー部分が故障しやすく、部品交換をしながら使用します。
・完全に交換は20~25年程度で必要になることが多い。

マンションの設備は長く使えるものが多いですが、定期的な点検や修繕計画を立てることが重要です。築年数が経つと、まとめて更新が必要になる設備も出てくるので、修繕積立金の管理も大事です。

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