【1】固定資産税が増える可能性あり
● なぜ増える?
固定資産税は「土地」と「建物」にかかります。建物の評価額は築年数が経つと下がっていきますが、リフォームして建物がキレイになったり機能が向上したりすると、評価額が見直されて上がることがあります。
● どんなリフォームが対象?
- 屋根・外壁の張り替えや補修
- 水回り(キッチン、浴室、トイレなど)の全面改修
- 増築や構造変更など
ただし、「壁紙を張り替えた」などの軽微なリフォームでは、評価額の見直しは基本的にありません。
【2】リフォームにかかる消費税
● 工事費には消費税(10%)がかかる
住宅のリフォーム費用は原則、税込みで請求されます。個人住宅でも同様に消費税が発生します。
【3】所得税の優遇が受けられる場合もある
● 節税のチャンス!
一定の要件を満たすリフォームでは、**所得税の「住宅ローン控除」や「投資型減税」**が受けられることがあります。
主な対象リフォーム:
- バリアフリー改修
- 耐震改修
- 省エネリフォーム(断熱、節水など)
- 同居対応リフォーム(親世帯との二世帯住宅対応など)
→ 最大で数十万円の税金が戻ってくることも!
【4】贈与税の特例が使えるケースも
● 両親や祖父母から資金援助を受けてリフォームする場合
「住宅取得等資金の贈与の非課税特例」が使える場合があり、一定額まで贈与税がかかりません。
【まとめ】リフォームと税金の関係をざっくり整理!
税金の種類 | 増える or 減る | ポイント |
---|---|---|
固定資産税 | 増える可能性あり | 建物評価額が上がると増税 |
消費税 | 発生する | 工事費に対して10%課税 |
所得税(控除) | 減らせることあり | 条件付きで節税可能(耐震・省エネ等) |
贈与税 | 非課税特例あり | 家族からの資金援助に対して活用可 |
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