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不動産オーナーの実務

「好立地マンションは“駅近”では決まらない|7つの実務チェックポイント」

不動産オーナーの実務

1) 「駅近」より大事な“駅の質”


徒歩〇分だけで判断すると外しやすいです。

  • 路線の強さ:都心直通/乗換が少ない/本数が多い
  • 駅の格:急行停車、始発、ターミナル近接
  • 駅までの道:坂がきつい・信号が多い・暗い道・歩道が狭い は体感が悪い
  • 雨の日の現実:大通り横断、踏切、歩道が水たまり…地味に効く

👉 「駅徒歩10分」でも“道が快適”なら強いし、「徒歩6分」でも“坂・暗い・細い”と評価が落ちます。

2) 生活の“詰まり”が起きない(利便性の密度)

好立地は、“毎日の用事が短距離で完結する”場所です。

  • スーパーが複数(価格帯の違う店があると強い)
  • ドラッグストア、病院、銀行/ATM、郵便局
  • ちょい外食・テイクアウトの選択肢
  • 保育園・学校・公園(ファミリー需要を支える)

👉 「便利そう」でなく、“代替がある”のがポイント(店が1つだけだと閉店リスクがある)。

3) 住環境の“ノイズ”が少ない

同じ駅距離でも、住み心地と資産価値が変わります。

  • 幹線道路・高速・線路・救急病院ルート(騒音・振動)
  • 飲食店街のど真ん中(深夜の音、臭い、治安)
  • 学校や公園の近すぎ(時間帯の騒音)
  • 風向き(焼肉・工場・下水処理系の臭いが来ることも)

👉 現地は平日夜・休日昼の2回見ると外しにくいです。

4) 災害リスク(ハザード)で“売りやすさ”が決まる

立地が良くても、ここで評価が割れることがあります。

  • 洪水・内水(低地、川沿い、暗渠沿い)
  • 液状化(埋立・低地)
  • 土砂(崖地・擁壁)
  • 地盤(昔の地形:田んぼ・沼・埋立など)

👉 「自分が住めるか」だけでなく、将来の買い手が気にするかで見ます。

5) “供給が増えにくい希少性”がある

  • 資産価値が落ちにくい立地は、だいたいこういう特徴があります。
  • 駅近で新築が建ちにくい(用地が出ない)
  • 周辺が住居系中心で大規模開発が乱発しにくい
  • 眺望・抜け(公園・河川・低層街区など)が確保されやすい

👉 再開発があるエリアは強い一方、供給が多すぎると競争で値が伸びにくいこともあります。

6) 「出口(売る・貸す)」が強い需要層に刺さる

好立地=需要の厚い層に刺さる場所。

  • 単身・DINKS:駅近、夜も安全、外食・買い物が強い
  • ファミリー:学区、公園、医療、静けさ、車の出しやすさ
  • シニア:段差少ない、病院近い、買い物近い、駅まで平坦

👉 “誰に売れるか/貸せるか”がはっきりしているほど好立地になります。

7) マンション単体の“立地の弱点”が少ない

同じエリアでも、建物の位置で評価が落ちることがあります。

  • 線路脇・高架脇・幹線道路直付け
  • 袋小路で車が入りにくい、ゴミ置場が荒れやすい
  • 日当たり・抜けが悪い(隣が近い、将来建つ)
  • 管理動線が悪い(エントランス周りが雑然)

👉 “住所は良いのに微妙”は、だいたいここで起きます。

「好立地か」を早く見抜くミニ判定(超実務)

次の4つが揃うと強いです。

  • 駅までの道が平坦で安全
  • 生活利便が“複数”ある(代替が効く)
  • 騒音・臭い・治安の懸念が少ない
  • ハザードが重くない(または買い手が許容しやすい)

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