ヘモグロビンA1c(HbA1c)は、過去1〜2か月の平均的な血糖値の状態を示す数値です。
なぜHbA1cが大事なの?
血糖値は食事や運動で変動しますが、HbA1cは長期間の血糖の状態を反映するため、糖尿病の診断や血糖コントロールの指標として重要です。
基準値(目安)
- 正常:5.8%以下
- 注意:5.9〜6.4%(糖尿病予備群)
- 糖尿病の疑い:6.5%以上
HbA1cを下げるには、食事の工夫や運動習慣が大切です!
ヘモグロビンA1c(HbA1c)を下げるためには、日常生活での習慣がとても大切です。以下のポイントを意識するとよいでしょう。
食生活の改善
- 糖質の摂りすぎを控える(白米・パン・麺類を食べすぎない)
- 食物繊維をしっかり摂る(野菜・海藻・きのこ・豆類)
- GI値の低い食品を選ぶ(玄米、全粒粉パン、そばなど)
- タンパク質や良質な脂質をバランスよく摂る(魚・大豆製品・ナッツ類)
- 食べる順番を意識する(野菜 → タンパク質 → 炭水化物の順)
適度な運動
- 有酸素運動を習慣化(ウォーキング・ジョギング・サイクリングなど)
- 筋トレも取り入れる
- 食後に軽い運動をする(食後の10~15分の散歩で血糖値の急上昇を防ぐ)
生活習慣の改善
- 睡眠をしっかりとる(6~8時間の質の良い睡眠)
- ストレスをためない(趣味やリラックスできる時間を作る)
- 水分をしっかり摂る(糖分の入っていない水やお茶をこまめに飲む)
- 禁煙・節酒を心がける
定期的な健康チェック
- 血糖値やHbA1cの定期検査を受ける
- 体重や食生活を記録する(レコーディングダイエットなど)
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