■ はじめに
「えっ、こんなことで?」と思うことが、大きなケガにつながることもあります。
でも心配はいりません。気づきとちょっとした習慣で、事故はぐんと減らせます!
■ 身近にある“キケン”と事故の例
1. 転倒(つまずく・すべる)
- 事故例:
→ 台所の水たまりで足を滑らせて転び、腰の骨を折った
→ 玄関の段差でつまずいて顔をぶつけ、顔面にケガ - 注意ポイント:
- 段差・コード・カーペットのめくれ
- 滑りやすい靴下や脱げやすいスリッパ - 対策:
→ 床をすっきり・明るく・滑りにくく!
2. 階段での事故
- 事故例:
→ 荷物を両手に持って下り、踏み外して転倒
→ 夜中にトイレに行こうとして、暗がりで足を滑らせた - 注意ポイント:
- 手すりを使わず急ぐ
- 足元が暗い、滑りやすい素材の靴 - 対策:
→ 手すりをしっかり、夜は足元灯を!
3. 信号待ち・道路横断
- 事故例:
→ 青信号になってすぐ渡ろうとし、車の動きに気づかずヒヤリ
→ ゆっくり歩いている間に信号が赤に変わりかけて慌てた - 注意ポイント:
- 車の動きに気づかない
- 自分の歩行スピードに合っていない信号 - 対策:
→ 車の停止を必ず確認!信号はムリせず“次を待つ”も選択肢!
4. エレベーター・エスカレーター
- 事故例:
→ 閉まりかけのドアに急いで入り、ドアに挟まれそうになった
→ エスカレーターでバランスを崩し、後ろに倒れて頭を打った - 注意ポイント:
- エレベーターに急いで入る
- エスカレーターで手すりを持たない - 対策:
→「次に乗ればいい」余裕をもって行動!
5. 落下・転落
- 事故例:
→ タンスの上の荷物を取ろうとして脚立から落下
→ ベランダで洗濯物を干していて、バランスを崩して転落 - 注意ポイント:
- 高い場所の荷物の出し入れ
- 足元が不安定な場所での作業 - 対策:
→ 無理せず人に頼む、昇り降りは慎重に!
■ 「動ける体」は最大の予防策!
● 簡単!毎日できる体力づくり
- 椅子スクワット:太ももをきたえて転倒予防
- 片足立ち(10秒×左右):バランス感覚UP
- 足首まわし・ラジオ体操:血行促進で転びにくい体へ
● 生活習慣でも予防を
- 水分はしっかり(ふらつき予防)
- タンパク質をとる(筋力キープ)
- 無理はしない、疲れたら休む
■ まとめ:「気づき」が命を守る
- 事故の多くは、「うっかり」「ちょっとくらい」が原因
- 「これくらい…」と思ったら、一呼吸おいて安全確認!
- 自分と大切な人を守るために、できることから始めましょう!
【最後に】
“自分の身は、自分で守る”時代です。
気をつけるって、実は「自分を大事にする」ことなんです!
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