※目的は勝つことではなく、終わらせることです。
基本原則(これだけ覚える)
説得しない/理解を求めない/期待しない
相手は変わりません。
変えるのは「構造」と「流れ」です。
戦い方①:最初から「審判前提」で動く
やること
調停の初回〜2回目で必ず言う
「調停でまとまらなければ、審判での判断に従います」
効果
- 調停委員が“終わらせるモード”に入る
- 相手の引き延ばしが効かなくなる
👉 調停=準備運動、審判=ゴール
戦い方②:主張は「3点セット」だけにする
毎回これだけを繰り返します。
- 法定相続分
- 評価額(数字)
- 期限
使える言い方
「法定相続分を基本に、評価額○円を前提として、
○年○月までに結論を出したいです」
👉 余計な説明は不利。
戦い方③:相手の感情は“遮断”する
相手が感情論を言ったら?
❌ 反論しない
❌ 諭さない
⭕ こう返すだけ
「その点については、裁判所の判断に委ねます」
👉 毎回これ
→ 調停委員が拾ってくれる
戦い方④:条件を小出しにさせない
相手が後出ししてきたら:
「前回の条件と異なりますので、
今回は結論が出ないと理解しました。
審判で整理してください」
👉 引き戻さない
👉 即、審判ルートへ
戦い方⑤:「一部譲歩」はしない
よくある罠です。
「今回はこれで」
「次回また考える」
「様子を見ましょう」
👉 一番長引く
正解
- まとめて決める
- 決まらないなら審判
戦い方⑥:自分が“合理的人間”になる
調停委員は内心こう考えています。
- この人の案なら実行できる
- この人は判決に従う
- この人で進めた方が早い
👉 そう思わせた側が実質的に有利
戦い方⑦:相手が「絶対」タイプだったら
「絶対売らない」
「1円も払わない」
👉 交渉終了
言うことは1つ
「合意は困難と判断しました。審判を希望します」
戦い方⑧:自分だけ抜ける選択も持つ
最終カードです。
- 持分売却
- 共有物分割請求
👉
人生を守るための撤退
負けではありません。
戦わないための戦い方(最重要)
実はこれが一番効きます。
- 感情を出さない
- 同じ言葉を淡々と繰り返す
- 期限を切る
- 第三者に投げる
👉 相手は消耗し、こちらは前に進む
一言でまとめると
相続調停の戦い方は
相手を倒すことではなく、
相続を終わらせること
- 説得しない
- 折れない
- 期待しない
合理的で、淡々として、期限を切る人が勝つ。



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