多くの場合、「大丈夫」の正体は次のような思い込みです。
① 親が元気だから大丈夫
→ 相続は“亡くなった瞬間”に始まる
元気かどうかと、準備ができているかは別問題。
② 財産がそんなに多くないから大丈夫
→ 問題になるのは“金額”より“中身”
- 不動産しかない
- 現金が少ない
- 売れにくい家
こういう場合ほど「大丈夫じゃなくなる」ことが多いです。
③ 兄弟仲がいいから大丈夫
→ 揉めるのは“仲が悪い家族”ではありません
- 立場が違う
- 生活状況が違う
- 親への関わり方が違う
そのズレが、相続で一気に表に出ます。
④ その時に考えればいいから大丈夫
→ その時は「考える余裕がない」
- 期限つきの相続税
- 判断が必要な不動産
- 感情が絡む話し合い
「その時」は、冷静な判断が一番むずかしいタイミングです。
じゃあ、「本当に大丈夫」と言える状態とは?
少なくとも、次のことが見えている状態です。
相続人が誰か分かっている
不動産と現金のバランスが分かっている
相続税を「払えるかどうか」の目安がある
何かあった時に、誰に相談するか決まっている
これが分かっていないのに「大丈夫」と言っている場合、
正確には「まだ困っていないだけ」です。
ひとことで言うと
「相続はまだ大丈夫」=
何も起きていないから、現実を見ていない状態


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