【1. 土地の状態】
✅調査手法:
- 目視確認:地面の傾斜、水はけ、雑草やぬかるみの有無
- 測量図・公図との照合:土地の境界や越境の有無を確認
- 地盤情報:地盤サポートマップや自治体のハザードマップで液状化・浸水リスクを調査
【2. 建物の状態】
✅調査手法:
- 外観・内装の目視:ひび割れ、雨漏り跡、壁の膨らみなどを確認
- 築年数・修繕履歴:登記簿・管理会社・オーナーから情報取得
- 構造体確認:鉄骨や木造など、構造と劣化状況を確認(可能なら耐震診断も)
【3. 建物の利便性】
✅調査手法:
- 周辺施設との距離調査:コンビニ・駅・スーパーまでの徒歩分数を実測(Google Mapでも可)
- 交通アクセス:最寄駅の本数や主要駅までの所要時間を確認
- 生活動線の確認:エレベーター位置、ゴミ置き場、宅配ボックスの配置など
【4. ごみ置き場】
✅調査手法:
- 現地確認:清掃状態、分別状況、不法投棄がないか
- 管理状況の確認:清掃頻度・管理会社の対応状況をヒアリング
【5. 自転車置き場】
✅調査手法:
- 現地確認:整備状況、乱雑さ、スペースの有無
- 放置自転車の確認:タグ付けや撤去掲示の有無を見る
【6. 宅配ボックス】
✅調査手法:
- 設置の有無:設置場所・台数・使いやすさを確認
- 稼働状況:使用中が多いか/空きがあるか、利用しやすさ
【7. メールボックス】
✅調査手法:
- 荒れていないか:チラシが詰まっていないか、壊れていないか
- サイズ・施錠確認:ダイヤル式/キー式の有無
【8. インターホン】
✅調査手法:
- カメラ付きかどうか:モニターの有無を確認
- 動作確認(可能なら):音声が出るか、カメラが作動するか
【9. オートロック】
✅調査手法:
- 作動確認:ボタン・カード・番号式などの方式を確認
- 解除方法:来客時の対応方法(スマホ連携など)
【10. 自動ドア】
✅調査手法:
- 開閉のスムーズさ:動作音が大きすぎないか、反応の遅れがないか
- センサーの位置・感度:使いやすいかどうか
【11. エレベーター】
✅調査手法:
- 運行確認:遅延や異音がないか、点検ステッカーの有無
- 容量・速度:1基あたりの定員、待ち時間の長さ
- 防犯機能の有無:防犯カメラ・非常ボタンなど
【12. 掃除がされているか】
✅調査手法:
- 共用部の目視確認:ホコリ・汚れ・蜘蛛の巣・落ち葉などの有無
- 掃除スケジュールの掲示:管理人や清掃員の頻度確認
【13. 粗大ごみが放置されていないか】
✅調査手法:
- 現地確認:玄関横、階段下、共用部に家具・家電などが置かれていないか
- 掲示物チェック:粗大ごみのルール掲示があるか
【14. 放置自転車】
✅調査手法:
- タグや警告文の有無:いつから放置されているかを推定
- 整理整頓状況:ナンバー登録、シールの有無などを確認
🛠 補足:道具・準備
- 📷 スマホ or カメラ(記録用写真)
- 📋 チェックリスト(上記を網羅した表)
- 🗺 地図・公図
- 🔍 国交省・自治体サイト(地盤・災害・用途地域の確認)
🏠 不動産現地調査チェックリスト
区分 | 項目 | チェック内容 | 状況・メモ欄 |
---|---|---|---|
土地 | 地面の状態 | 傾斜、水たまり、ぬかるみはないか | |
境界の明示 | 境界杭・フェンスなどが明確か | ||
周辺の高低差 | 隣地より極端に低くないか | ||
建物 | 外壁の状態 | ひび割れ、剥がれ、劣化など | |
屋根の状態 | 傷み、雨漏りの跡 | ||
築年数・構造 | ○○年築、木造・RC造など | ||
修繕履歴 | 過去の修繕が記録されているか | ||
利便性 | 駅・商業施設 | 徒歩圏内にあるか(実測) | |
周辺道路 | 幅員、交通量、騒音など | ||
生活動線 | ゴミ置き場、エレベーターの位置など | ||
設備 | ゴミ置き場 | 清掃されているか、掲示物あり | |
自転車置き場 | 乱雑さ、放置自転車の有無 | ||
宅配ボックス | 設置の有無、使用状況 | ||
メールボックス | チラシの溜まり、壊れなど | ||
インターホン | モニター付きか、作動確認 | ||
オートロック | 動作・解除方法の確認 | ||
自動ドア | 開閉スムーズか、センサーの感度 | ||
エレベーター | 稼働状況、定員、防犯機能 | ||
清掃・管理 | 共用部の清掃 | 廊下、階段、エントランスの清潔感 | |
粗大ごみの有無 | 共用部に放置されていないか | ||
放置自転車 | タグ付き・撤去予定かどうか | ||
書類照合 | 公図・地積測量図 | 境界一致、越境の有無 | |
ハザードマップ | 洪水・液状化などの確認 |
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