【1】メルカリで高級品を売っても古物商の許可証が不要な理由
→「自分の物」を売るだけなら、古物商の許可は不要だからです。
- 古物商の許可が必要なのは、「中古品を仕入れて、転売して利益を得る場合」です。
- メルカリで「自分が使っていたブランドバッグ」などを売るのは、あくまで私物の処分なので、ビジネスではない=許可不要。
ただし注意!
以下のような場合は、古物商の許可が必要になる可能性があります:
- 最初から転売目的で仕入れた商品(例:安く仕入れて売る)
- 同じジャンルの商品を何度も売っている
- 仕入れ先がはっきりしない商品を継続して売っている
【2】自分のSNSやブログなどで商品を売るときの注意点
→以下に気をつけましょう:
- 古物商の許可が必要かを確認する
- 「仕入れて売る」場合、SNSでもECサイトでも同じく古物商の許可が必要。
- 特定商取引法の表示が必要になることがある
- 一定の商売規模になると、「販売者情報(氏名、住所、連絡先)」の掲載が必要です。
- トラブル防止のためのルールを明記
- 返品ポリシー、支払い方法、発送時期などを明示しておくと安心です。
【3】訴えられた(トラブルになった)ときの対応
→以下のように対応しましょう:
- まず冷静に、証拠を残す
- やり取りのスクショ、振込記録、商品画像などを保存。
- 消費者センターや弁護士に相談
- 一人で抱え込まず、公的な相談機関を活用。
- 謝罪・返金で解決できることもある
- 悪質な場合でなければ、誠意を持って対応すれば解決することも多いです。
【4】訴えられたときの保険はあるの?
→「個人賠償責任保険」や「ネット取引向けの保険」があります。
- 一般的な火災保険や自動車保険に付帯できることが多いです。
- メルカリなどの大手フリマアプリには購入者保護制度・出品者補償制度もあります。
例:
- メルカリの「あんしん取引」機能は、偽物トラブルや商品未着トラブルの補償があります。
- 個人事業として大きく販売する場合は、損害保険会社の「PL保険」や「ネット販売用の賠償責任保険」に加入を検討。

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