相続で本当に困るのは「通帳にないお金」
相続というと、
- 銀行預金
- 不動産
- 株式
を思い浮かべがちですが、
実は一番トラブルになりやすいのは「スマホの中のお金」です。
電子マネー・QR決済・ポイント・オンラインサービスは
本人しか動かせない仕組みになっているため、
相続では一気に「危険な資産」に変わります。
電子マネー・QR決済残高の相続リスク(PayPay・楽天ペイ・Suicaチャージなど)
リスク①|現金と同じ価値なのに存在が見えない
- 通帳がない
- 郵送物がない
- スマホを見ないと分からない
👉 相続人が存在に気づかないまま終わることが多い。
リスク②|原則「本人しか使えない」
多くの電子マネーは本人利用が前提
相続人が勝手に使うと
👉 規約違反・不正利用扱いの可能性
リスク③|少額でも手続きが重い
- 死亡証明
- 戸籍
- 各社独自の申請
👉 数千円〜数万円のために大きな手間がかかり、放置されやすい。
オンラインサービスの相続リスク(Amazon、サブスク、クラウド保存など)
リスク①|相続できるかどうかが分からない
- アカウントは本人専用
- データは「財産」ではなく「利用権」の場合も多い
👉 相続対象か判断が難しい。
リスク②|解約されず課金だけが続く
- クレジットカードと連動
- 家族が存在を知らない
👉 亡くなった後も引き落としが続く。
リスク③|思い出や重要データが取り出せない
- 写真
- 書類
- メモ
- 動画
👉 ログインできなければ永久に失われる。
ポイントの相続リスク(楽天ポイント・Vポイントなど)
リスク①|相続不可・失効が多い
多くのポイントは
👉 死亡と同時に失効、または相続不可
リスク②|金額が軽視されやすい
- 少額と思われがち
- 実際は数万〜十数万円分あることも
リスク③|使うとトラブルになる
本人死亡後の利用は
👉 規約違反・不正利用扱いの可能性
共通する最大の問題点(本質)
| 視点 | 問題 |
| 見つからない | 家族が存在を知らない |
| 動かせない | 本人しか操作できない |
| 手続き | 少額でも重い |
| 結果 | 放置・消滅しやすい |
結論|便利なお金ほど、相続では危険
電子マネー・QR決済・ポイントは
- 生前:便利で使いやすい
- 相続:見えず、触れず、消えやすい
だからこそ
「本人しか動かせないお金」は、相続で一番危険です。
最低限やっておきたい対策(これだけで違う)
- 使っているサービス名だけ一覧化(残高不要)
- 「スマホの中にお金がある」と家族に一言伝える
- 使っていないサービスは整理・解約
ひとことでまとめ
電子マネーは便利だが、
相続では「見えない現金」になる。



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