■ 相続で関わる専門家・相談先の整理一覧
🏢 不動産会社
得意
- 不動産の価格査定
- 収益化・活用の提案
- 売却・賃貸の実務手配
苦手/限界
- 取り分の判断(誰がどれだけ相続するか)
- 争いの調整・家族トラブル対応
こちらで準備しておくこと
- 固定資産税評価証明書
- 登記簿(権利関係・持分)
- 間取り・築年数・設備状況
- 空室有無・賃貸中かどうか
- 物件をどうしたいかの希望 (売る?貸す?住む?保有?)
🏦 銀行
得意
- 口座凍結後の手続き
- 相続届・必要書類案内
- 預金・借入の確認
苦手/限界
- 遺産の取り分の助言
- 争い・交渉・調停の相談対応
こちらで準備しておくこと
- 戸籍・除籍謄本一式
- 相続人一覧(家系図)
- 口座番号・支店名のメモ
- 代表相続人の連絡先
📝 行政書士/司法書士
得意
- 相続人調査・書類整理
- 遺産分割協議書の作成
- 不動産の名義変更登記
苦手/限界
- 争いがあると交渉には入れない
- 「誰がいくら取るべきか」の判断はしない
こちらで準備しておくこと
- 家族関係図(仮でOK)
- 預金・不動産・保険の一覧
- 相続人の意向(なんとなくでOK)
💹 税理士
得意
- 相続税の計算・申告
- 財産評価・節税判断
- 売却・贈与との税務比較
苦手/限界
- 争いの交渉・感情調整
- 家族内トラブルの仲裁
こちらで準備しておくこと
- 財産一覧表(概算でOK)
- 過去の贈与・通帳履歴
- 不動産の評価資料 -「売るか・残すか」の仮方針
⚖️ 弁護士
得意(最終防衛ライン)
- 交渉・代理人対応
- 寄与分・特別受益の主張
- 調停・審判・裁判
苦手/限界
- 細かな実務(売却手配・申告作業など)
こちらで準備しておくこと
- トラブルの経緯メモ(時系列)
- 証拠になりそうな資料
- 相手とのLINE・メール
- 何を望むか(目的・落とし所)
■ ほかにも関わりやすい人たち
🏠 ケアマネ・地域包括支援センター
- 介護・施設入所・成年後見の相談口
🧓 社会福祉士
- 生活・支援制度・家族調整の相談役
🏛️ 家庭裁判所
- 調停・後見・遺言検認の窓口
🧾 FP(ファイナンシャルプランナー)
- お金全体の整理・選択比較の整理役(実務は担当せず)
■ 結論
👉 いきなり専門家に行くより
まず “相続コンサルタント(全体整理役)” に相談するのが安心
相続は
- 不動産
- 税金
- 手続き
- 介護・家族関係
- 争いの有無
など、複数のテーマが同時に絡み合うため、
はじめから「どの専門家に行くのが正解か」が分からないケースがほとんどです。
そこで役立つのが
🧩 相続コンサルタント・総合相談窓口(一次相談) です。
■ 相続コンサルタントの役割(一次相談のイメージ)
- 家族関係・資産内容・温度差を整理する
- トラブルの芽がどこにあるか見える化する
- 優先順位を付ける
- どの専門家に、どの順番で相談するか設計する
- 無駄な費用・重複手続きを防ぐ
👉 つまり
「相続のドクターの受付・問診係」+「総合プロデューサー」 の役割です。
■ いきなり専門家に行くと起こりがちな失敗
- 不動産会社 → 売却前提の話しか進まない
- 税理士 → 税金中心の判断に寄る
- 銀行 → 手続き案内だけで終わる
- 弁護士 → 争い前提の方向に傾くことも
どれも間違いではありませんが、
“部分最適”になりやすく、全体像が見えないという弱点があります。
■ 正しい進め方(おすすめ順序)
1️⃣ 相続コンサルタント(一次相談)
- 状況整理・将来リスクの洗い出し・相談設計
2️⃣ 必要に応じて適切な専門家へ振り分け
- 不動産 → 不動産会社
- 税金 → 税理士
- 登記・書類 → 司法書士/行政書士
- トラブル → 弁護士
👉 それぞれの得意分野に
無駄なく・迷わず・最短でつなぐことができます。



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