ひとことで言うと
都心は強く、地方は弱い。
ワンルームは不安定、ファミリーは比較的安定。
これが基本構造です。
① 賃料下落リスクの全体像(一覧)
| エリア × 住戸タイプ | 賃料下落リスク | なぜそうなるか(要点) |
| 都心 × ファミリー | 低〜中(最も安全) | 供給が少なく実需が強い |
| 都心 × ワンルーム | 中 | 需要は強いが供給が多い |
| 郊外 × ファミリー | 中 | 子育て需要はあるが駅距離で差が出る |
| 郊外 × ワンルーム | 高 | 単身者が都心志向で競争激しい |
| 地方 × ファミリー | 高 | 戸建てとの競争・選択肢が多い |
| 地方 × ワンルーム | かなり高(最も危険) | 人口減少+単身需要が弱い |
② なぜエリアでこんなに違うのか(本質)
🔹 都心:
“需要の厚み”が賃料を守る
特徴
人口が集まり続ける
転勤・単身・共働き・外国人など多様な需要
職住近接の価値が高い
👉 結果
賃料は下がりにくい
下がるとしても「緩やか」
🔹 郊外:
“駅距離”が運命を分ける
特徴
都心に通えるが、競合が多い
車や在宅勤務の影響を受けやすい
👉 結果
駅近は比較的安定
駅遠は下落リスクが急に高まる
特に危ないのは:
郊外 × ワンルーム
🔹 地方:
“人口減少”が最大のリスク
特徴
若者流出
車社会で賃貸の優位性が弱い
戸建てとの競争
👉 結果
賃料は下がりやすい
空室が出ると値下げ圧力が強い
特に危ないのは:
地方 × ワンルーム
③ オーナー目線の優先順位(安全な順)
🥇 最も安定
👉 都心 × ファミリー
🥈 まずまず安定
👉 都心 × ワンルーム
⚠️ 注意が必要
👉 郊外 × ファミリー
🚨 高リスク
👉 郊外 × ワンルーム
🚨🚨 最もリスク大
👉 地方 × ワンルーム
④ 「賃料下落」を左右する3つの決定要因
エリアに関わらず、最終的に効くのはこの3つです:
駅距離(立地)
- 近いほど下がりにくい
- 遠いほど下がりやすい
築年数・設備
- 新しさ・設備(宅配ボックス、ネット無料など)が重要
間取り(需要の種類)
- ワンルーム=景気・人口動態の影響を受けやすい
- ファミリー=生活実需で比較的安定
⑤ この問題意識をどう活かすか(使い方)
例えば:
これから買うなら?
- → 都心 × ファミリーを優先
今持っている郊外ワンルームは?
- → 家賃維持より空室対策を優先
地方物件の相続を受ける場合は?
- → 保有か売却かを早めに検討
東京を例にした“ざっくり線引き”
| エリア | 目安 |
| 都心 | 山手線の内側〜主要ターミナル駅周辺 |
| 郊外 | 山手線の外〜電車で30〜60分圏 |
| 地方 | 新幹線で東京から1時間半以上+人口減少エリア |



コメント