水槽のサイズ
- 小型水槽:管理がしやすく、高齢者でも餌やりなど扱いやすいが、水質管理には注意が必要です。
- メダカの数を守る:過密飼育を避け、水槽サイズに合った個体数を維持する。小さな水槽(10リットル)の場合10匹程度が目安
必要な設備
- エアレーション必須:酸素供給のため、小型水槽ではエアレーション(ぶくぶく)を使用します。
- フィルターの設置:水質維持のため、簡単なフィルターを使用します。
- 照明 : 太陽の光が不十分な為、室内飼育では必須です。
- 循環ポンプ:大きすぎると水流が強すぎて、めだかが疲れてしまいます。
- 底砂 : バクテリアが定着しやすくなります。
水質管理
- 塩素対策: 水道水はそのまま使用すると塩素がめだかに害を及ぼす可能性があるため、ペットボトルに水を入れ、水槽の近くで数日放置することで塩素を抜きます。この方法は、水温を水槽内と同じに保つ効果もあります。
- カルキ抜き使用: 塩素の影響が心配であれば、市販のカルキ抜きを使用するのが確実です。
- 定期的な水換え:1週間に1回、水槽の4分の1程度の水換えする。
- 水流管理 : 水の流れに向かって泳ぐ習性がある為、疲れて弱ってしまうこともある為、循環ポンプの水流は若干弱くした方がよいでしょう。

環境整備
- 隠れる場所を作ってあげる:メダカのストレス軽減のために、隠れ家を設置する。
- 産卵床を用意します:繁殖を考慮し、卵を産み付けるための産卵床を用意します。
- 稚魚用ネットの使用:生まれた稚魚を守るため、専用のネットや隔離スペースを準備する。
餌やり
- 夏(産卵期): 栄養価の高い餌を与えることが大切です。産卵に必要な体力を補います。
- 冬: 気温が下がり、活動が鈍くなるため、餌の量を減らします。無理に与えすぎないことが重要です。
産卵と稚魚管理
- 産卵床の設置: 産卵期には、めだかが卵を産みつけるための産卵床を用意します。また、隠れ家としての役割も果たし、めだか同士の追いかけ回しを軽減します。
- 卵の取り扱い: 卵を手で丁寧に取り、指でかるく力を入れてもつぶれない卵だけを選び、隔離して孵化を待ちます。
- 稚魚の餌: 稚魚にはゾウリムシを与えます。ペットボトルでゾウリムシを培養し、その餌として「強力わかもと」を使用する方法が一般的です。
日常の観察
- 健康状態をチェック:メダカの動きを観察し、追いかけられストレスがたまっていそうなメダカの為に隠れる場所を作ってあげる
- 餌の与えすぎに注意:水質悪化につながります
- 照明点灯時間:太陽の光がない室内飼育では照明器具で明るくします
安全対策
- 転倒防止:万が一の事を考えて玄関や寝室の近くを避ける
- 電源管理:エアレーションが止まっていないか確認する
- 誤飲対策:水換え用のペットボトルには、マジックで『メダカ用』と記入しましょう
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