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不動産オーナーの実務

相続の基本知識(基礎控除・相続税の仕組み)

不動産オーナーの実務

【相続の基本知識】

1. 相続とは?

  • 人が亡くなると、その人(被相続人)の財産(不動産、預金、株など)が、家族などに引き継がれることを「相続」といいます。
  • 相続人は、法律で優先順位が決まっています(例:配偶者は常に相続人。子ども、親、兄弟姉妹など)。

2. 基礎控除とは?

  • 相続税は、すべての財産に課税されるわけではありません。
    「一定の金額までは税金がかからない」仕組みがあり、これを基礎控除といいます。
  • 計算式はこれです:基礎控除額 = 3,000万円 + (600万円 × 法定相続人の数) 例)法定相続人が2人なら
    → 3,000万円 + (600万円 × 2人) = 4,200万円→ 財産が4,200万円以下なら相続税はかかりません

3. 相続税の仕組み

相続税がかかる場合、流れはこうです:

  1. 遺産の総額を計算
    不動産、預金、株、生命保険、借金などをすべてまとめます。
  2. 基礎控除を引く
    → 残った金額が課税対象になります。
  3. 仮の相続税を計算
    → 「法定相続分」でそれぞれ分けた場合の金額に応じて、税率(10%~55%)をかけます。
    ※ 金額が大きいほど、税率も高くなる仕組みです(累進課税)。
  4. 最終的な税額を調整
    → 実際の分け方に応じて、各相続人ごとの納税額を決めます。
相続税の計算のきほん
相続税の計算の流れ課税対象額の計算 → 遺産総額 - 非課税財産 - 借金や葬式費用 = 課税遺産総額基礎控除の適用 → 課税遺産総額 - 基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人の数)税率を適用して相続税額を計算 → 基礎控除後の...

【贈与税と遺産分割の仕組み】

1. 贈与税とは?

  • 生きている人から「お金や財産をもらう」と、その受け取った人にかかる税金です。
  • ただし、1年間で110万円までは「贈与税がかからない」特例(基礎控除)があります。
  • 相続税対策として、「生前贈与」が使われることも多いです。

2. 遺産分割とは?

  • 遺産を「誰がどれだけもらうか」実際に決めることです。
  • 通常、相続人同士で話し合い(遺産分割協議)をして決めます。
  • 話し合いがまとまったら、遺産分割協議書を作成します。

もし話し合いで決まらなかったら…
→ 家庭裁判所で調停審判になります。


【まとめ図(イメージ)】

亡くなる → 相続人が決まる → 遺産を計算 → 基礎控除と比較

課税対象があれば相続税計算 → 分け方決定 → 納税

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