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不動産オーナーの実務

賃貸マンションよくある放置されがちなクレーム内容とその背景、オーナーができる対処策

不動産オーナーの実務

賃貸マンションオーナーとして、「解約の事実だけを知らされ、なぜ退去に至ったかが不明なまま」という状況は非常に悩ましいものです。これは、管理会社が入居者からのクレームや要望を適切に処理しない場合に起こりやすく、入居者満足度の低下→解約→空室リスクへとつながります。

以下に、よくある放置されがちなクレーム内容とその背景、オーナーができる対処策をまとめました。


【よくある放置クレームと対処方法】

  1. 騒音(音楽・大声の会話など)
    • 背景:管理会社が現場確認をせず、「注意しておきます」とだけ伝えて終わるケース。
    • 対処策
      • 管理会社に「掲示板に注意文掲示」「対象階の全戸へ文書配布」など具体的行動を求める。
      • 自主的に年に1〜2回、「暮らしのマナーについて」のお知らせを全戸配布する。
  2. 宅配ボックスの不足・不具合
    • 背景:数が足りないが、管理会社が対応する予算や決定権がないため放置されがち。
    • 対処策
      • オーナー判断で「置き配OK」体制を整備し、玄関前スペースの使用ルールを明文化。
      • スマート宅配ロッカーなどの導入検討。
  3. 共用部の電球切れ
    • 背景:報告が遅れがち、対応が後回しになることが多い。
    • 対処策
      • 電球交換の頻度を定期巡回に組み込ませ、LED化して長寿命化。
      • 月1回の共用部チェック報告を管理会社から義務づける。
  4. 粗大ごみの放置、清掃不良(モップ臭など)
    • 背景:一度清掃したが、再度汚れた場合の再清掃依頼が管理会社内で止まる。
    • 対処策
      • 清掃業者の業務内容・頻度を確認し、改善を求める。
      • 夏場はモップの交換頻度を上げるよう指示する。
  5. 自転車置き場の放置自転車・乱雑さ
    • 背景:誰の自転車かわからず放置、または対応方法が曖昧で放置されがち。
    • 対処策
      • 年1回「自転車ラベル貼り替え」の実施、期限内未対応は撤去対象にする。
      • 駐輪ルールを掲示・全戸配布し、管理会社に定期的な見回りを依頼。

【オーナーが気をつけたいポイント】

  • クレームが“見える化”されているか確認
    • 管理会社に「クレーム対応報告書」提出を義務化し、月次報告に組み込む。
    • 特定の担当者が長期にわたり放置している可能性があるため、報告フォーマットの確認も重要。
  • 管理会社に“現場確認と記録”を求める
    • 実際に足を運んだか?どのような対応をしたか?写真や掲示文の写しを残すよう依頼。
  • 入居者アンケートの実施(年1回)
    • 管理会社任せにせず、オーナー名義で実施すれば、隠された不満が見える可能性あり。
  • 定期的な“現地巡回”を自身で行う or 第三者に依頼
    • ゴミ、照明、自転車、共用部のにおいなどは、実際に現地を見ないとわからない点が多い。

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